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北朝鮮は4月28日、ウクライナへの攻撃を支援するためロシアに部隊を派遣したことを初めて認めた。さらに北朝鮮とロシアは今週、両国間で初となる道路橋の着工を発表した。
北朝鮮とロシアが両国をつなぐ「豆満江(トゥマンガン)自動車橋」の着工式を開催した。両国が北朝鮮軍の派兵を公式に認めた中で、北朝鮮が望む見返りとして物資交流を円滑にするためのインフラ拡充作業にスピードを出すとみられる。
[キーウ 1日 ロイター] - ウクライナ南部の港湾都市オデーサが1日午前、ロシアのドローン(無人機)攻撃を受け、2人が死亡、15人が負傷した。攻撃により火災が発生し、インフラに被害が出ている。現場の救急隊が明らかにした。オデーサ州のキペル知事は「敵の攻撃により、高層住宅、民家、スーパーマーケット、学校、自動車が損傷した」とテレグラムに投稿。「一部で火災が発生し、消火活動が行われている」と述べた。
ウクライナと米国が4月30日、約2カ月先延ばしになっていたウクライナの資源開発に関する協定に署名した。浮き沈みの激しい両国関係の改善にはプラスの効果が見込め、ウクライナの復興に米国が強い利害関係を持つことは停戦努力の後押しにもなる。ウクライナが切望してきた米国による「安全の保証」には踏み込まなかったとみられるが、ウクライナの将来への米国の長期的な関与と支援の継続が期待される内容となった。