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群馬県教委が公表した教職員勤務実態調査によると、労働時間の縮減は頭打ち傾向にあることが浮かび上がった。今年4月の時間外在校等時間は、「80時間超」の割合がどの校種とも1年前よりわずかながら増えていた。前年度までは、縮減傾向にあったが、本年度調査で反転した。 時間外在校等時間が「80時間超」の割合を前年度と比べると、小学校が0・2ポイント増の4・3%、中学校が0・8ポイント増の14・1%、高校が0・ ...
阿部俊子文科相は17日、来年度から中学校で35人学級を導入するに当たって、教職員定数を1万7千人程度改善する方針を示した。約400億円の予算を見込んでいるとしている。 中学校での35人学級を巡っては、改正教員給与特別措置法(給特法)の附則に織り込んだ他、13日に閣議決定された「骨太の方針」は義務標準法改正案を来年の通常国会へ提出することを明記している。 2025年6月 ...
友情の輪 松本雅史 東京都小平市立小平第八小学校校長 プール開きはしたものの、思うように入れない日々。「友情の輪を広げてほしい」と願い、次のような講話を行いました。
デジタル教科書の推進策を議論している中央教育審議会のワーキンググループ(WG)は12日、今後正式な教科書に位置付けるデジタル教科書の検定について、各種の表示機能や読み上げ機能などは本文との関連性のある範囲で「一定の確認を行うにとどめる」とする方向性を示した。教科書会社の創意工夫を促すと同時に、検定作業の負担軽減を図る。一方、英語の教科書の音声は、検定審議会で引き続き検討することとした。 現行のデジ ...
文科省は、小・中学校が年度途中に授業時数を調整しやすくなるよう仕組みを見直す方針を示した。特定の教科等が当初の計画を下回りそうな場合には、他教科や学校の「裁量的な時間」から時数を充てられるようにする。授業時数の弾力的な運用を可能にすることで予備的に確保している時数の削減を促すねらいがある。 16日に開いた中央教育審議会の教育課程企画特別部会で提案し、委員から賛同を得た。 同省の調査では、令和6年度 ...
いじめ容認派への対応 観衆・傍観者が許さぬ空気醸そう 藤平 敦 日本大学教授  熊本県教委が昨年、児童・生徒を対象として「いじめ」への意識を調べたところ、見聞きした際、行動すると答… ...
コロナ禍から順調に回復した修学旅行。「探究的な学び」の機会として活用する機運が高まっているが、旅費の高騰による「経済的負担」や「オーバーツーリズム」といった課題も生まれている。ここでは公益財団法人日本修学旅行協会が2023年度に行った修学旅行の実態調査から、中学校での状況について整理した。 私学の海外修学旅行は回復傾向 本調査では、2023年度に実施された中学校の修学旅行に関する実態について、全国 ...
青森県むつ市は2日、県内初の学びの多様化学校を設置する方針を示した。令和9年4月の開校を目指す。山本知也市長が定例会見で明らかにした。 今月中に有識者会議を設置して議論を始める。学識経験者や支援団... 続きを読みたい方は、日本教育新聞電子版に会員登録する必要がございます。 2025年6月 ...
本社加盟の日本専門新聞協会は8月31日まで、32回目となる写真コンクールの作品を募集している。本紙ご購読の方々などが対象。応募作品は昨年9月1日以降に撮影したもので、1人5点以内となっている。A4判にプリントし必要事項を書き添えて、同協会に送る。 文部科学大臣賞など各賞を用意。副賞として5万円または10万円を贈る。 友情の輪 松本 雅史 東京都小平市立小平第八小学校校長 プール開きはしたものの、思 ...
改正スポーツ基本法が13日の参議院本会議で可決・成立した。公立中学校の部活動の地域展開の推進に向けて、国や自治体の責務を明記した。 同法は平成23年に成立。スポーツを取り巻く環境の変化などに合わせて今回改正した。 部活動の地域展開について、自治体に対し、学校や関係団体と連携して中学生がスポーツに親しむ機会の確保を努力義務として課す。また、自治体への助言、指導、財政支援などを行うよう、国は努めること ...
お笑いコンビ・サンドウィッチマンら芸人9組とコラボした高校の「公共」と「政治・経済」の教科書が来年度に発行される。教科書のQRコードから、地方自治やジェンダーといったテーマを取り入れた漫才やコントを... 続きを読みたい方は、日本教育新聞電子版に会員登録する必要がございます。 2025年6月 ...
2024年団体奨励賞受賞時の江口奈津季教諭 写真撮影から自分を支えてくれている仕事の存在に気付く アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」(主催=(株)アイデム)は、「子どもたちが『働く』ことについて考えるきっかけにしてほしい」という思いを込めてスタートし、今年で20回目を迎える。キャリア教育の一環として取り入れる学校も増え、2024年は全国から7400点を超える作品が寄せられた。このコンテストに ...